宅建とダブルライセンスしたい資格はこれ!

資格はむやみに数だけ多く取得して、履歴書を飾ってみても意味がありません。「ダブルライセンス」を考えているみなさんには、これからの仕事をする上で、本当に役立つ資格の組み合わせ方を大切にしてほしいと思います。

たとえば、秘書検定の資格を持っていて国際貿易企業に勤務をしている女性が、同時にTOEFL700点の英語力の持ち主だとしたら、会社のなかでの彼女の活躍ぶりは、容易に想像がつきますね。

宅建とのダブルライセンスも、そのような視点から検討しましょう。そうすることで宅建の資格や知識が、何倍にも役立つことになります。

お薦めNo.1…ファイナンシャル・プランナー

宅建と最も相性のよい資格のひとつが、「ファイナンシャル・プランナー(FP)」です。 これはすでにお話ししたことですが、人は生涯、「お金」と「不動産」のことから離れては生きられません。そして、このお金と不動産の両輪の問題を解決できるのが、「FPと宅建の組み合わせ」なのです。

FPは個人のお客様に、ライフプラン(経済的な人生設計)を提案するスペシャリストです。ライフプランの提案では、不動産なども含めた資産運用のアドバイスをすることなどもあるため、法令問題など宅建の知識が直接役に立ってきます。

このダブルライセンスの組み合わせは、不動産業界の社員としてローンのアドバイスをする時にも、反対に、金融業界の社員として資産(不動産)運用のアドバイスをする時にも役立ちますので非常に人気が高いのです。
また、宅建業者として独立する時にも、ファイナンシャル・プランナーとして独立する時にも、もちろんこの組み合わせは力を発揮してくれます。

お薦めNo.2…マンション管理士

「マンション管理士」は、集合住宅の管理組合や個人の所有者から寄せられる相談に応じて、助言や指導、援助を行う専門家です。マンションを持ち家として暮らしている方々は、マンションを管理する管理組合の約束事を守る必要がありますし、一方でオーナーとしての権利も所有しています。
たとえばオーナーとして、「持ち家の賃貸経営」などを検討したい時。いちばん相談しやすいのが、「宅建」と「マンション管理士」のダブルライセンスを持っている人なのです。
日本のライフスタイルの変化を考えますと、これからもマンション暮らしを選択するご家族は増えていくのは必至です。そのため、この2つの資格の組み合わせを選ぶ受験者も増えています。

お薦めNo.3…行政書士

「行政書士」は、国や都道府県、市町村などの役所に届け出が必要な書類を代行する専門家です。建設業許可や土地の利用、産業廃棄物許可、相続・遺言の書類など、企業や個人の依頼者に代わって書類を書いて提出する彼らは、「街の身近な法律家」とも呼ばれています。

「独立開業」という視点で考えますと、宅建と最も相性がよいのが、この行政書士の資格なのです。その理由は、この2つの資格があれば「街の人たちの相談に乗りやすい」からです。

「自宅と庭の土地をアパート経営に切り替え老後に備えたい」
「大切な財産を安全に息子の代に引き継げるよう、相続の相談がしたい」

そんな大切な相談も安心してできる相手といえば、日頃から街のために尽くし働いている、身近な開業者です。もちろん法律にも詳しくて、信用があることが大前提になりますが。
そのよう「開業者」として、街の人々に助けになれたら、そんなにやり甲斐のある働き方はないでしょう。

そのほかにも宅建と相性のよい資格はたくさんあります。

  • 「インテリアコーディネーター」として働いている方が宅建の資格も持っていれば、建物の権利のことも快適な暮らしのことも両方お手伝いできます。
  • 宅建と「住宅ローンアドバイザー」のダブルライセンスなら、持ち家を希望されているお客様のことを一層深くサポートすることができます。
  • また、施工管理など建築の実務に携わる人にも宅建は役立ちます。

世の中を広く見渡してみますと、こうしたダブルライセンサーが、いろんなとろで活躍している実例をたくさん見聞きします。