テキストと問題集を適切に組み合わせて勉強しましょう。

宅建にかぎらず、資格試験の勉強法には、効率よく習得度を上げるセオリーがあります。それは、基本テキストと過去問題集をどのように組み合わせて勉強した方がよいかということです。このページは、その法則に宅建試験の独特の性質のこともくわえて、適切な勉強法についてお話しします。

第1ステップ テキストをひと通り通読します。

どのような試験であっても、全体像を見渡すことは非常に重要です。具体的な科目別の学習スケジュールは、勉強する内容の全体像がある程度から見えてからでないと立てられないからです。そのために、最初は必ず基本テキストの通読から入ってください。

テキストを通読するのは1回か2回か、それとも3回か…?ここではその回数については敢えて申し上げませんが、最低1回は読んでください。
初回のテキスト読みですから、意味がわからない部分や理解できない部分がたくさんあると思います。でもそのことは気にしないで、1度全体を見渡すことだけに専念します。

(この時に通信講座等が提供する、講義を収録したCDメディアがあるといいのですが。勉強は初めて学ぶ内容であっても2~3度繰り返して聴いているうちにおおよその見当がついてくるものです。メディア教材ですと自動的に聞くことができますので、この繰り返しがラクにできるのです)

テキストの話に戻りますが、初回の到達目標は、学習がはかどりそうな分野と、反対に暗記や理解の面で手こずりそうな箇所を見極めることです。このことも大体の印象値でかまわないのですが、この見極めがつくと学習当初よりも綿密な学習計画を立てることができます。

第2ステップ テキストを読みながら過去問を解きます。

次のステップでは、テキストの内容を理解しながらその部分の過去問を解きます。つまり答えを見ながら問題集を解いていくということです。この学習の目的は、インプットと同時にアウトプットをすることで、記憶をより確実なものにすることにあります。
またテキストを読むインプットの学習のみでは、問題がどのように出題されるかわかりませんから、このステップには、出題の傾向を把握する意味もあるのです。

※第1ステップと第2ステップを合わせた学習の量は、学習期間全体の1/4前後が目安です。

第3ステップ 過去問中心で「注意力」働かせて学習する。

ここからは過去問を中心に「問題解決型」の学習をします。問題集を中心に勉強する意味は、勉強は「解けない!分らない!」という緊張感を持続しながら進めた方が、習得度もグンと高まるからです。分らないところをその都度テキストに戻って覚えていく方が、暗記や理解度はずっと高まります。「解らない」から、「注意力」がはたらいてくれるのです。
また過去問を中心に勉強しますと、選択肢の文言の書き方にまで、ある程度パターンがあることがわかるようになってきます。
宅建の試験では、過去の出題の文章を少し変えただけの問題もたくさん出題されます。その傾向を把握するためにも、過去問を中心の勉強がとても大切です。

※第3ステップでは、過去問を最低5回は繰り返しましょう。

第4ステップ 仕上げの段階

仕上げの学習期間は2~3週間が目安です。そしてこの間の学習の仕方は、みなさんそれぞれに異なってくるでしょう。

  • 過去問でコンスタントに40問以上を正解できるようになっている人は、それ以上欲張らないことです。これまで詰め込んできた知識を忘れないよう、復習に専念しましょう。
    知識が曖昧でもどうにか正解してきた項目などを洗い出してみて、その部分だけ集中的に正確な暗記をするなどの対策がお薦めです。
  • 過去問の得点が合格ラインギリギリの人は、あと2~3問正解を稼がなければなりません。
    その時に追い込みをかける順番は、「宅建業法」→「法令上の制限」→「税、その他」です。この3つの科目のなかには、暗記だけでもあと2~3問を拾える可能性が残されているはずです。

また仕上げの段階では、本試験の雰囲気に慣れるという意味で、予備校等で試験直前に実施される模擬試験を受けてみることもお薦めします。




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