学習のスピードアップは、イコール学習効果のアップにつながります。

宅建の勉強にかぎらず、学習効果を高めるためにはスピードを意識して勉強することが大切です。
テキストを読みでも、ほかの人が10分かけて読む内容を5分で読むことができれば、学習量も単純に2倍にふえます。

特に宅建の学習では、過去問やテキスト読みの繰り返し学習が大切になります。
平たく言ってしまえば、合格を確実にものするためには、できるだけたくさん勉強することが必要だということですね。

しかし、社会人の方は時間もかぎられるわけですし、比較的時間に余裕のある学生さんだって、就職への準備や友達づきあいなどやりたいことはいくらでもあるはずです。

そんな中でもたくさん勉強するためには、時間単位あたりの勉強スピードをアップさせることです。勉強を開始した頃は1時間かけて解いていた問題を、その半分の時間で仕上げるようにするのです。

ここでたとえば、「問題を解く時間を半分に減らしたら、習得できる成果も半分になるのでは?」
という疑問を持たれる方がいるかもしれません。
しかし、事実はその正反対なのです。

このことは学習だけではなく仕事などにも通じることですが、ものごとへの対処というのは、スピードを速めることでかえって集中力を増していくのです。
そのため、頭の中での記憶の整理も早くなり、漫然と問題を解いている時よりケアレスミスも少なくなるのが実際です。
ちょっと危険なお話ですが、高速道路で高速走行をしている時は、前方の視界への集中も高まっていきますよね。それと同じ理屈なのです。

勉強のスピードをアップさせる具体的な方法ですが、

  • 問題集を解く時には、キッチンタイマーなどを使って時間制限を設けるのが取りかかりやすいやすいでしょう。本試験で与えられる制限時間より、2割減、3割減…と、少しずつ問題を解く時間を短縮していくのです。
  • テキスト読みでも、速読は暗記を促進する上で効果的ですので、こちらも時間の経過を意識しながら読むことをお薦めします。
  • 勉強のスピードをアップさせるもうひとつの方法に、通信講座等が提供している、CDやDVDなどのメディア教材を使った学習があります。
    宅建講座の講義や問題集が収録された、これらのメディアをiPodなどに落として聴く学習法は、いまや時間を節約したい学習者の常套手段になっているようですね。

いまは、MP3ファイルを数倍速で聴ける無料の圧縮ソフトもたくさんありますので、「音声によるスピードアップ教材」も自分で簡単に作れます。

たとえば、講義CDを聴く所要時間を60分から30分にすれば、同じ時間で学習量は2倍になります。「スピードが増すと注意力もそれに追随する」という法則は同じですので、非常に高い学習効果が期待できるわけです。